侵さず、侵されず
- kiyo toriai
- 2019年7月9日
- 読了時間: 1分
大東流堀川名人が、
仰っていたそうです。
この、
「相手を侵すことなく、
自らも侵されない」
とはどんな状態なのか
考えてみる。
たとえば、
型稽古の際、
技をかけようとして、
受け手である相手との間に
ぶつかりを感じたとしたら、
たとえ肉体的な大きな動き
がなくても
それはすでに、
相手を侵していることになる。
さらに細かいことをいうと、
技をかけるほうが、
ぶつからないように、
侵さないように
技をかけようとしたとしても
侵されまいと抵抗する相手を
感じたのであれば、
それは、
「無意識のうちに
侵してしまった」
ということである。
意識のコントロールが
できていない状態。
これが少しでも
できるように、
堀川名人が仰っていた
「侵さず、侵されず」
の境地をめざして、
私たちは、稽古を続けています。
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