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頭と身体のバランス

私たちは日頃せわしなく

頭を使っている。

あれをしたら、これ

でもその前に、

掃除もしなくては。。

とにかく、

頭を使い考えてからでないと

行動できないほどに。

それがいつしか習わしになり、

健康は大切だ

と言い含めながら、同時に

不健康なことを楽しむ。

頭脳に支配され、身体すらも

大切にされなくなってしまう。

そして、身体は、

年齢を経て、衰えていく。

若い時にできていたことが、

できなくなる。

といった現実に直面させられ、

忍び寄る老いを感じひやりと

する。

それが、大東流の稽古を

するようになり、

頭と身体のバランスが取れて

いくことで、衰えるどころか

逆に、

若い頃できなかったことが

できるようになって、

自分でも、

驚いてしまうことがある。

自分の頭で考える世界は、

自分の頭で考えた世界でしかない。

ということなのだな。。

と最近思う。

もちろん、頭で考えることも

大切だ。

しかし、それがすべてではない。

このことを、体験を通し知り得た

ことは、とてもありがたく、

これからの励みでもある。

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