先日、
舞踏系の新作ダンスを見に出かけた。
舞台といっても古いコンクリアパート
の内装をごっそり剥がしてしたてた
スタジオで小ぢんまりとした場所で
あった。
おかげさまでそこは、
観客とダンサーとの距離も物凄く近く
動きだけでなく息遣いまでが感じられる
緊張感のある空間であった。
舞台にいる4人のダンサーの動きを
傍で見ているとだんだんとひとりひとり
の特徴がわかるようになり興味深かった。
そして、公演が終わったあとダンサーへの
インタビューで、彼らは日頃ミュージカル、
日舞など別々の場でプロとして活動をして
いるとのことだった。
やはり、ひとりひとりの違いは、個性だけ
でなく日頃の活動の場の違いによるもの
も大きいのだろうなと感じた。
大東流も武術としての動きがあるが、
ダンスとの違いは何だろうか。。
なんとなくではあるが、
今回観ていて、
『ダンスは、
ダンサー自身よりも
ダンサーが創り出す動きに
魂が宿るのだなあ。。』
そう、感じた舞台であった。