top of page

身体にたいする

稽古をはじめてから、

自分の身体が徐々に

はたらき出すのを目の当たりにしていく中で、

私の身体に対する意識は変わった。

それまでは、

自分の身体を

歳を経るごとに動きの悪くなっていく

“お荷物”として

捉えていた。

そして、身体が不調を訴えても聞こうともせず、

それどころか、

やっかい者にフタをするかのように、

薬やら他の何かで対処することに終始していた

ような気がする。

これが、

誤っていたことに気づかせてくれた。

身体の声を聞き、能力を引き出せば

身体もうれしがるし、

私を助けてくれるようになる。

言葉にするとあまりにも当たり前だ。

しかし、このことに真に気づいたとき

それまでも、それなりに健康に気をつけていたが、

それとは異なる次元で、

自分の身体を大切にするようになった。

今では、

『最も信頼できる大切な友』だと

実感する。

ある賢者は言う、

『身体は宮居だ、寺院だ。』

稽古を通して、

学んだ智慧のひとつである。

最新記事

すべて表示

TV番組に

久しぶりの投稿です。 突然ですが、 明日夜19:00から TV朝日番組 出川一茂ホランフシギの会に、 古賀武光師範が出演されます。 気で人を投げる達人として 紹介されるようです。 大東流合気柔術光道で稽古し、 古賀師範の技を間近に 見ている門下生であれば、 納得のいくキャプションかと 思われます。 しかし、 ゴールデンタイムの全国放送番組で、 どのような編集がされているのか どういう反響があるのか

草刈り

今朝はいつもと違う 少しひんやりした空気でした。 まだまだ暑さも続きそうですが、 確実に自然は秋へ 向かいつつあるなぁと感じます。 自然が一歩先に秋に入りつつあるなか、 遅れて人間社会の夏があるようです。 そういう意味では、田舎に住んでいると 両方を味わえてお得ですね。(笑) それにしても、 夏は草木の成長が著しい、 私にとっては草刈りありきの日常、 普段よりも天気を気にしながらの生活です。 また

みること

春が一気にすすんで 菜の花が開花しているのを 見て楽しむだけでなく、 今年は摘んで炒め、 食したりしています。 さて、 大東流の稽古では、 「みる」ことが 大事ですが、 これがやってみると 実は、 「みているつもり」 の場合がほとんどです。 これを実感し、 自身の人生を 振り返ったときに、 今まで長い間 なんとなくみて 生きてきたのだなと、 愕然とします。 そして、 慎重さが必要であることを 知ら

bottom of page