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みること



春が一気にすすんで


菜の花が開花しているのを


見て楽しむだけでなく、


今年は摘んで炒め、


食したりしています。



さて、


大東流の稽古では、


「みる」ことが


大事ですが、


これがやってみると


実は、


「みているつもり」


の場合がほとんどです。



これを実感し、


自身の人生を


振り返ったときに、


今まで長い間


なんとなくみて


生きてきたのだなと、


愕然とします。



そして、


慎重さが必要であることを


知らされます。



いい大人にいまさら


慎重さが必要であると


誰が教えてくれるでしょうか。



大東流の型が、


稽古を通して


時空を超え、


さりげなく


直接的に教えてくれます。



感謝。




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