今朝は、草むしりをしながら
いろいろな考えが
浮かんできました。
土の中から突然現れる
テカテカとした
「みみず」
文明社会では、
とくに
薬品や洗浄剤のCMでは、
土は、
「ばい菌がたくさんいて
汚いもの」
とされています。
それなのに、
「みみず」は、
そんな菌がたくさんの
汚れたところで、
しかも甲虫類のように
固いもので覆うことなく、
裸のような体表で
土のなかを泳ぐように
平然と生きています。
「土は菌で汚染されたもの」
これは、本当なのでしょうか。
生き生きとした
「みみず」をみていると、
そうとは思えないのです。
そして、
飼っている「にわとり」は、
地中から草の根といっしょに
掘り起こされる虫を狙って
草むしりをしている私の手元に
ビッタリくっついてきます。
みみずも瞬間で捕え、
丸呑みです。
「にわとり」は、
草や穀物しか食べないのかと
思っていたら、
動物たんぱくがとても好きです。
はっきり言って、
穀物より好物です。
虫や幼虫、「かえる」も地面に
叩きつけて食べやすくしてから
丸呑みです。(笑)
街中では、
にわとりを見ることがないため、
ついつい工場で
飼育されるにわとりしか
思い浮かべることができず、
穀物飼料しか食べないと
思い込んでいました。
イメージだけで、
誤った判断をしてしまいがちです。
にわとりならまだ
大事にいたらない
かもしれませんが、
情報と体験知の違いを
意識することが、
大切であると感じました。
それから、
草をむしっていると、
冬の眠りから覚めた
「かえる」
も見つけました。
おまけに、むしった草に
「かえる」の卵が産みつけられて
いると思われる泡立てた卵白状の
ものがついていました。
季節はどんどん
進行しています。