春はどんどん進んでいます。
そんな中、
先日、
建物の階段を下りていると
どこからか迷い込んできたのか、
ツバメが外に出ようと
天井の窓近くを
右往左往していました。
どうしようかと壁を見ると、
ちょうど、
窓を開ける紐が下がって
いたので引っ張りました。
すると窓の上部が、
30度ぐらい傾き開きました。
窓は開いたものの、
どうもツバメが外に出るには
ぎりぎりの開き具合に見えました。
しかし、
そんな人間の心配をよそに、
すぐにその開いた窓から外に
飛び去っていきました。
そして、
その時に私は見ました。
ぎりぎり開いた窓から外に出るとき
窓の前で確認するかのように
『一瞬、ホバリング』
したのですっ!
つねに流線型を描き
飛び続けているのが
ツバメかと思っていたら、
そうではなく、
上空で静止して確認してから
飛ぶこともあるのだ
ということを
初めて見て知りました。
大東流の技でも
よく見てから
確認してから動かしなさいと
日頃師範がよく言われます。
そんなことが
ふいに、浮かんできました。