隙(空き)があると相手に入られる。
逆をいうと、
隙がなければ、相手に入られない。
自分に隙がなければ、
相手に攻撃されることはない。
武道や武術をやっていれば、
耳慣れた言葉かもれません。
どんなに力づくで相手が攻撃して
きたとしても自分に隙がなければ
相手は入ることができないので、
攻撃したくてもできない
ということなのです。
「 隙さえつくらなければ、
自分の身は護れる。」
一昨日の稽古で、
この言葉が響きました。
しかし、切羽詰った状況で、
しかも見るからに
自分より身体の大きい
戦力のありそうな相手が
自分に向かってくると
わかるとどうでしょうか?
気持ちが動揺します。
その自らの動揺が、
隙をつくります。
だから、
大東流の稽古では、
護身の技として
身体だけでなくメンタル強化に
繫がるような稽古をしています。