top of page

なぜか擬人的に

先日、台所で炊事をしていて、

鍋をしまっている上棚の扉を開けたところ、

扉の内側に直径5センチほどの蜘蛛が

上から下にササッと動いていくのが見えた。

けっこうな大きさだったので、

思わず身を引いてしまったが、

そのまま見続けていると

その蜘蛛は、

さらに下に逃げようと

自らのまさに蜘蛛の糸をあやつりながら、

空中にふんわりと放物線を描きつつも

最後は床近くにしっかりと着地して

速やかに去っていった。

その姿を見て、

思わず思った。

『スパイダーマン

    みたいな蜘蛛。。』

今まで蜘蛛を見かけても、

当たりまえに

「あ、クモ(虫)がいるな。」

としか感じたことがなかったけれど、

このときは、

なぜか擬人的に感じたのだった。

そして今思えば、

この一連の動き

緩急が素晴らしいコンビネーション

だったので、そのように感じたのかも

しれない。

今でもその状況が映像で

思い出せるほど印象に残っているし。

大東流とは関係ないのですが、

気になったので

ブログに書いてみました。(微笑)

最新記事

すべて表示

春が一気にすすんで 菜の花が開花しているのを 見て楽しむだけでなく、 今年は摘んで炒め、 食したりしています。 さて、 大東流の稽古では、 「みる」ことが 大事ですが、 これがやってみると 実は、 「みているつもり」 の場合がほとんどです。 これを実感し、 自身の人生を 振り返ったときに、 今まで長い間 なんとなくみて 生きてきたのだなと、 愕然とします。 そして、 慎重さが必要であることを 知ら

令和4年度諫早稽古会の 最後の稽古では、 一つの型を座りで一人づつ 古賀師範が稽古を つけて下さいました。 しかし、 この日はなぜでしょうか。 古賀師範の手を掴む前から 師範からただならぬ気が 醸し出されていたように感じ、 私の防衛本能からか、 腹の底から声にならない声が 自然と出てきたのです。 そして、掴んだとたんに 普段はでないような 野太い声がわが身から発せられ、 不思議な感じがいたしました

近所に養鶏所が何か所かある。 その入口に自動販売機で、 にわとりの卵が 新鮮たまごとして 販売されていている。 わかりやすく言うと、 「生産直売所」。 にわとりの姿は全く見えない。 工場外からウィルスや菌を 持込む小動物が侵入しないよう 窓も見当たらない。 外観からは、 とうてい多くの生き物が 暮らしているとは想像できない。 車で横を通ると 購入している人の姿をよく見かける。 そのたびに、 このよ

bottom of page