私が6年前に
大東流の稽古をする前は、
長い会社員時代、
身体をあまり動かしておらず、
著しく機能が低下していた。
ちょっとした気温の変化や疲れで
自分でも嫌になるくらい
すぐに体調を崩していた。
それが、
大東流の稽古を続けることで、
体調が良くなっただけでなく、
徐々に身体の筋や全体を大きく
使うようになり、
成長したように思う。
いや、成長したのだ。
会社員時代に履いていた先細の
パンプスの中で縮こまっていた足は、
すぐにではないけれども、
稽古でしっかりと立つために
大地を掴むようになった。
そのせいか、
気がつくと靴のサイズが
1センチも大きくなった。。
そして、歩き方も変わり、
長時間歩いているにもかかわらず、
自分でも「えッ?」と思うくらい、
疲れなくなった。
本当にうれしいし、有りがたい。
大東流の稽古を続けることで、
自らの身体が
水を得た魚のように
スイスイと動くようになり、
私をストレスなく
色々なところに
連れて行ってくれるかのよう。
いまや私の身体は、
大東流の稽古をとおして
成長しつづける
信愛なる友なのである。