top of page

成長しつづける

私が6年前に

大東流の稽古をする前は、

長い会社員時代、

身体をあまり動かしておらず、

著しく機能が低下していた。

ちょっとした気温の変化や疲れで

自分でも嫌になるくらい

すぐに体調を崩していた。

それが、

大東流の稽古を続けることで、

体調が良くなっただけでなく、

徐々に身体の筋や全体を大きく

使うようになり、

成長したように思う。

いや、成長したのだ。

会社員時代に履いていた先細の

パンプスの中で縮こまっていた足は、

すぐにではないけれども、

稽古でしっかりと立つために

大地を掴むようになった。

そのせいか、

気がつくと靴のサイズが

1センチも大きくなった。。

そして、歩き方も変わり、

長時間歩いているにもかかわらず、

自分でも「えッ?」と思うくらい、

疲れなくなった。

本当にうれしいし、有りがたい。

大東流の稽古を続けることで、

自らの身体が

水を得た魚のように

スイスイと動くようになり、

私をストレスなく

色々なところに

連れて行ってくれるかのよう。

いまや私の身体は、

大東流の稽古をとおして

成長しつづける

信愛なる友なのである。

最新記事

すべて表示

春が一気にすすんで 菜の花が開花しているのを 見て楽しむだけでなく、 今年は摘んで炒め、 食したりしています。 さて、 大東流の稽古では、 「みる」ことが 大事ですが、 これがやってみると 実は、 「みているつもり」 の場合がほとんどです。 これを実感し、 自身の人生を 振り返ったときに、 今まで長い間 なんとなくみて 生きてきたのだなと、 愕然とします。 そして、 慎重さが必要であることを 知ら

令和4年度諫早稽古会の 最後の稽古では、 一つの型を座りで一人づつ 古賀師範が稽古を つけて下さいました。 しかし、 この日はなぜでしょうか。 古賀師範の手を掴む前から 師範からただならぬ気が 醸し出されていたように感じ、 私の防衛本能からか、 腹の底から声にならない声が 自然と出てきたのです。 そして、掴んだとたんに 普段はでないような 野太い声がわが身から発せられ、 不思議な感じがいたしました

近所に養鶏所が何か所かある。 その入口に自動販売機で、 にわとりの卵が 新鮮たまごとして 販売されていている。 わかりやすく言うと、 「生産直売所」。 にわとりの姿は全く見えない。 工場外からウィルスや菌を 持込む小動物が侵入しないよう 窓も見当たらない。 外観からは、 とうてい多くの生き物が 暮らしているとは想像できない。 車で横を通ると 購入している人の姿をよく見かける。 そのたびに、 このよ

bottom of page