受けを取るとき、
とくに投げられるとき、
相手の配慮があると、
手はしっかりと
床をとらえたとしても、
腰から下は、やられるままに
ゆるゆると受け身を
とってしまいがちだ。
そこには、美はない。
それが、
先日の諫早稽古会での稽古で、
足先まで意識を向けて、
受け身をとるようにしたところ
やはり、見た目にも
『美しい!』
稽古生の受け身姿を見て、
思わず声にしてしまいました。
いつ何時も、
気が通っている身体は、
生命力を感じさせ、
それが、人間の美しさでもある。
そう感じた、
一コマでした。