心身統一以前に、
『身体がひとつになっているか。』
大東流を始める前は、
全く気にすることはなかった。
そして、
大東流の稽古を続けていくことで、
意識するようになった。
それは、稽古を続け身体が動くように
なってきて日常生活における成果
(小さいことだけれど。。)
を実感するようになったからだ。
たとえば、
●包丁で真っ直ぐに切れるようになる。
●車の運転がしやすくなる。 など、
身体が動くようになってくると、
左右の片寄りがバランスしてくるようになり、
生活上の動きも無駄がなくなる。
そして、部分ではなく、
全体で動くようになる。
身体がひとつになることで、
より細かな動き、
より大きな動きが、可能になったと思う。
体調不良や体力の衰えを
歳のせいにしてしまいがちな大人は、
多いかもしれないけれど、
(以前の私もそういう大人でした。)
それは真実ではない。
使われていないだけである。
使われようとスタンバイしているのに
私たちが、気づかないだけなのだ。
こういうことも、
大東流の稽古を
通して知ることができた。