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古くて新しい

私にとって、古くて新しいこと

それは、

包丁研ぎである。

それまでは、簡易の包丁研ぎ器を

使っていたが、使用後もたいして

切れ味が変わらない。

いつしか、研ぎ器も使わなくなり、

切れない包丁をそのまま

包丁の角などを駆使しながら使い

続けていた。

ところが、数か月前

この切れない包丁で野菜を切って

いたとき、野菜の繊維が切れるの

ではなく、つぶれる感触がその時は

なぜか

とても違和感として残った。

それまでもそうだったはずなのに。。

そこで、私としては一大奮起し、

できそうもないと躊躇していた

包丁研ぎをするために砥石を購入。

包丁を砥石で研いでみることにした。

そして、恐る恐るやってみると、

意外にもうまく研げたのだった。

刃先もピカピカになり、

紙もスッパリと切れるぐらいにまで

切れ味がよくなった。

思えば、この包丁、

そんな安物でもなかった、

長い間、私が持ち味を引き出せて

おらず、申し訳ない気持ちになった。

それ以降、当然のことながら、

もう切れない包丁を使う生活には

戻れなくなってしまった。

そして、

切れるようになって気づいたこと、

それは、切れ味のよい包丁で

皮を剥くと、薄く剥けるということ。

実感はないけれど、

可食部分が増えている?

はずである。

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