或るとき、市政だよりに掲載された
紙のリサイクルについて
「名刺大の大きさの紙から
リサイクル回収できる」
ということを知り、
それまでは、
雑誌サイズ以上の大きいサイズの
紙類だけ集めていたのを、
日々発生する小さな紙類も出そうと
集めてまとめるようにした。
例えば、
郵便受けに投函されているチラシ類、
食品や雑貨類を包んでいる紙や小箱、
郵便物は、住所氏名など個人情報部分
は取り去って。
小さな紙類を集め出していると、
だんだん調子に乗ってくる。
そのうち、トイレットペーパーの芯
まで、収納袋に入れるようになった。
最初はトイレで使ったものなので、
衛生面から躊躇があったけれど、
紙資源の観点から見ると
最も適しているのではないかと思い、
続けている。
そして、二か月ほど貯まったものを
町内のリサイクルボックスに持って
行こうと見なおしてみて気がついた。
文字による個人情報はなくても、
どんな商品を食べたり使ったりしているか、
生活情報が満載なので、
町内のリサイクルボックスであれば
どこに住んでいるどんな人なのか
かなりの確率で
特定できそうだということに。
もちろん、実際にそんなことをする人は
いないでしょうが。(笑)
それはまた、
日常生活では、思っている以上に、
紙に密着した生活をおくっていることを
知らしめてくれた。
そして、
ペーパレス化が叫ばれて久しいけれど、
オフィスと違い、生活面では同じようには
いかないのだなと感じたのだった。
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