入門当初、
ひとり稽古の際は、
これをやったらいいと色々と
先生や先輩から勧められて
自分なりにやってみたものの
その時点の自分ではよくコツが
掴めずいつしかやらなくなって
しまっていたいくつかのもの。
最近、
一からやり直し振り返る中、
この
『いつしかやらなくなって』
しまっていたいくつかを改めて
やってみて驚いている。
当初よくわからなかったのが、
今やってみると、
『お~っ、これは鍛えられる』
と実感できるものばかりだからだ。
身体が変わることで、
わかるようになった
ということなのだろう。
頭や身体で理解できないと
ついつい意識の外に追いやって
いつしか忘れてしまっている。
こうした日常感覚でとらえて
稽古をするといけない。
改めなくては、いけない。
『理解できなければ、
理解できるまでやり続ける。』
大東流での稽古において、
このことの大切さを
いま、実感している。