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稽古6年目に入り

大東流合気柔術の稽古をはじめて

から、今月で6年目に入った。

この間、現在もそうだが、

技の稽古をとおしての気づきは、

稽古をしている時だけではなく、

生活全般に及んでいる。

これが、

稽古の時だけで終わっていれば

恐らくこんなに長くは、続けて

いなかっただろうと思う。

武術や格闘技というと、

私たちが思い浮かべるのは、

敵や相手に対する護身術ではない

だろうか。

それでは、

武術と格闘技のちがいは何なの

だろうか。

以前、とある本で、

『武術は、

護身術といった外側だけではなく、

自分の身体の内側にある病気や、

不調を治癒し、生命力を強化する

よう工夫されている 』

との記述を読んだことがある。

人それぞれあると思うが、

私は、これを読んだときに、

本当にそうだなと共感した。

こうした、身体を通した内側と外側の

気づきがあり、そのありがたみに幸せ

を感じながら、続けてこられたのだと

感じる。

これからも、技の習得には、

今までもそうであったように、

山あり谷あり、

大きな壁もあるだろうが、

その時々の気づきを大切にして

人生に活かしていこうと思う。

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