先日、諫早の実家で
早起きし、天気もよかったので、
庭で身体を少し動かしていた。
すると、しばらくして
ツバメが、いつもは見かけない私を
偵察するかのように、身体スレスレを
空間を切り込むかのように
「ヒュンッヒュンッ」と何度か飛んで
きては、去っていった。
その様を見ながら、
この辺りにもツバメがいるのなら、
この家の軒下にでも巣を作ってもよさ
そうな、感じがするのになあ…
と思った。
そうして、軒下に目をやったところ、
「ハッ!」
軒下は別のもので占拠されていた。
畑で採れた玉ねぎたちが、
吊るされていた。
それだけであれば、別に珍しくも
ないけれど、その軒下の玉ねぎたちは、
吊るされたままかなり成長しており、
軒下が、緑で覆われたようになっていた。
土に植えなくても、ここまで成長する
のか、といった感じである。
まるで、
『玉ねぎのエアプラント』だわ!(笑)
そして、
このように、生命力が発揮されつつある
ものがそばにあると、ツバメも落ち着かず、
巣をつくろうという気には、
ならないだろうなと、
少し、気の毒な感じもした。