最近、身近な生活圏内に外国人のかたが多く
なってきた。
それは、
一時的な観光目的で訪れているのではなく、
生活している外国人が増えたという感じで、
今まで見かけないローカルな場所で姿を
見かけるようになったからだ。
たとえば、
居住している人しか行かないであろうお店で
商品を買っているどころか、店員として商品
の陳列をされていたり、レジで受け付けを業務
をこなしていたり、頻繁に見かけるようになった。
日本語もかたことなりに上手く話が通じるし、
感じもよく、馴染んでいる。
また先日、
コンビニのレジで並んでいたところ、
となりのレジ担当が、若い男性の東南アジア系
外国人だった。
そして、収入印紙のやり方がわからずに、
私が並んでいたレジ係の30代位の女性に
やり方を教えてもらおうと、横からたずねてきた。
私も含め何人かの大人が並んで待っており、
その大人たちの視線を浴びつつも、彼の表情は、
素直で明るく真剣で、卑屈さがない。
やり方を教わるとすぐに納得して、自分のレジ
に戻った。
まるで初めて見るような光景だった。
その清々しい態度は、ただ感じがいいとうだけ
ではなく、ジェンダーバイアスのなさを物語って
いたからだった。
日本では、
それが未だ、普通にあるということを、
彼は、教えてくれた。
これからは、九州で生活していながら、
このように、異文化にさらされ気づきを得る
機会が増えそうである。