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身体にたいする

稽古をはじめてから、

自分の身体が徐々に

はたらき出すのを目の当たりにしていく中で、

私の身体に対する意識は変わった。

それまでは、

自分の身体を

歳を経るごとに動きの悪くなっていく

“お荷物”として

捉えていた。

そして、身体が不調を訴えても聞こうともせず、

それどころか、

やっかい者にフタをするかのように、

薬やら他の何かで対処することに終始していた

ような気がする。

これが、

誤っていたことに気づかせてくれた。

身体の声を聞き、能力を引き出せば

身体もうれしがるし、

私を助けてくれるようになる。

言葉にするとあまりにも当たり前だ。

しかし、このことに真に気づいたとき

それまでも、それなりに健康に気をつけていたが、

それとは異なる次元で、

自分の身体を大切にするようになった。

今では、

『最も信頼できる大切な友』だと

実感する。

ある賢者は言う、

『身体は宮居だ、寺院だ。』

稽古を通して、

学んだ智慧のひとつである。

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