稽古は、
一対一での型稽古を中心に行われます。
そして、相手である先生や先輩方々からその都度、
身体の動かしかたについてご指導をいただくのです。
入門当初、先生や先輩方々が小手をとおして私の
身体の動きを読み取られる凄さに驚きました。
さらに、その凄さが当たり前かのような
諸先輩方々の穏やかな態度に…、
慣れない私は、正直肝が冷えました。
まだ、お互い名前も顏も
しっかりと覚えていない間柄なのに、
『 恐ろしい、
こんなに見透かされて。。 』
スポーツではありえない!、
日常でもありえない!、
武術の恐ろしさを実感したのでした。
そして、自然と道場の方々には、
(そもそもそんなつもりはないですが。。)
『 ごまかせないし、
嘘はつけない。。 』 と、
それは、まるでわざわざ、
決心させられたかのようでした。