top of page

腹の底から声がでる

令和4年度諫早稽古会の


最後の稽古では、


一つの型を座りで一人づつ


古賀師範が稽古を


つけて下さいました。



しかし、


この日はなぜでしょうか。


古賀師範の手を掴む前から


師範からただならぬ気が


醸し出されていたように感じ、


私の防衛本能からか、


腹の底から声にならない声が


自然と出てきたのです。


そして、掴んだとたんに


普段はでないような


野太い声がわが身から発せられ、


不思議な感じがいたしました。



この状況では、


自分に向かってくる相手と


接戦し続けている状態。



あくまで稽古ですから、


師範に加減してもらい


この状態をつくって下さっています。

(最後は、投げられますけどね。)



そうでなければ、一瞬で投げられて


しまっています。



そしてなぜ、「キャー」という


甲高い声じゃないのだろうか。


という考えも浮かんできました。



やはり、そこに警戒心があり続けて


いるか否かの違いではなかろうか。



甲高いキャーの状況では、


例外もあるでしょうが恐らく、


パニック状態のため心がなくなっている。



そのままでいると、


きっとそのまま


やられてしまうでしょう。



そして、自分の身を護るためには、


パニック状態から復帰するか


もしくは、そもそもパニック状態に


陥らないようにするのか。



そのためには、やはり


いつなんどきも


「平常心」が必要だということに


思い至りました。



結局のところ、


基本に行きついた次第です。



本年もどうぞ宜しく


お願い申し上げます!






 

最新記事

すべて表示

散歩の途中

先日夜、 犬の散歩に出かけた。 しばらくして、 少し先の道路わきの 草陰から 「カサカサ、カサッ」 と音がする。 その音が 「バサバサッ」 と大きくなり、 「キィキィッ」 と鳥の声が聞こえてきた。   たしか、この近くの 道路下の用水路を ねぐらにしている...

何もする必要はない

10年以上前に、 スピリチュアル系の本を読んでいた 時期があります。 その中で、   「あなたはそのままでいい」 「何もする必要はない」 「〇〇が導いてくれる」 「何もせず人生うまくいく」   などのメッセージに関して、   何事にも積極性を持って...

TV番組に

久しぶりの投稿です。 突然ですが、 明日夜19:00から TV朝日番組 出川一茂ホランフシギの会に、 古賀武光師範が出演されます。 気で人を投げる達人として 紹介されるようです。 大東流合気柔術光道で稽古し、 古賀師範の技を間近に 見ている門下生であれば、...

Comentarios


  • Twitter Clean
  • w-facebook
bottom of page