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入門してからの変化

入門時、私は、

会社員としてデスクワークの多い仕事をしていました。

残業も多く仕事が終わる頃には、

ひざ下がむくむのが当たり前の日々を送っていました。

また、むくみが取れず気持ちが落ち着かない時には、

ふくらはぎを圧迫する靴下を履いて寝ることさえあったほどでした。

半ば諦めて、これぐらい仕方ないな…と、

自己流の対処療法でしのいでいたのです。

それが、入門してから二か月ほど経ったころ、

残業を終えて、椅子から立ち上がったときに、

『あれ?むくんでない!』と感じたのが、

最初でした。

はじめは、半信半疑だったのが、

『あれっ?今日も!。。』が、

続いていくうちに、いつしか残業しても足が重たくなることが

なくなっていったのです。

足がむくんでいないだけで、

身体全体が軽い感じになったのです。

これは、私にとって青天の霹靂的なことでした。

そして、稽古を通してのこの予期していなかった

素晴らしいご褒美に、驚きとともに、

うれしい笑みを浮かべていました。

こうして、

稽古が続けられるかどうかの不安は、

一気に吹っ飛んでいったのでした。

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