10年以上前に、
スピリチュアル系の本を読んでいた
時期があります。
その中で、
「あなたはそのままでいい」
「何もする必要はない」
「〇〇が導いてくれる」
「何もせず人生うまくいく」
などのメッセージに関して、
何事にも積極性を持って
取組むことが大切だと真逆の
考えで生きてきた私にとって、
あなたはそのままでいいは、
どうにか理解したとしても、
「何もする必要はない」
「何もせず人生うまくいく」は、
当時理解できず、現実的でない
ファンタジーに付き合えない
気持ちになったものです。
ところが、
大東流の稽古を続けていると
「何もする必要はない」に
遭遇します。
どういうことかというと、
稽古の時、
何かやろうとする時よりも
何もしないほうが、
相手が動くのです。
まるで相手が動いてくれて
いるかのように。
一生懸命動かそうと
するよりもそれをしないほうが
上手くいくのです。
それでは、
「本当に何もしていないか」
というと、
していないけれど、
相手を
「見て」います。
相手を
「見続けて」います。
光道の基本
「相手を見る」です。
大東流の稽古を続けて
私なりに今思うのは、
〇〇のお導きも
〇〇にゆだねうまくいくことも
ただ待っているだけではなく、
今何が起こっているのか
見る、見続けることで
叶うのではないかしら
ということです。
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